50.無知の利点について教える

【このカテゴリーの説明】

現代の不幸は、ものを知りすぎることだといわれます。庶民の知恵としてのコトワザは、無知を礼賛してきました。

「知らぬが仏」
「無知は至福」だといい、「知らないのが幸福なら、知ることは愚か」だともいいます。「自分の知らないことでは心は痛まない」からです。

たとえば、結婚生活でも同じです。「結婚前は目を十分開け、結婚後は目を半分閉じよ」は、媒酌人の挨拶によく引用されるコトワザですが、相手を知りすぎては不幸の始まりになります。

それに、知識と真実はかならずしも一致するわけではありません。無知なるものがかえって真実を語ることがあります。世のしがらみにとらわれないせいか、「子供と愚者は本当のことをいう」からです。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓168. 無知は幸福である。

  教訓169. 知らないことではだれも傷つかない。

  教訓170. 無知なるものがかえって真実を語る。

  教訓171. 才能あるものは早死にする。

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