21.楽観をすすめる

【このカテゴリーの説明】

前章で触れましたが、「二面性」の観点から眺めると、人生は幸と不幸、禍と福の交替から成り立っていることが判ります。コトワザに、楽観を薦めるものと戒めるものとがあるゆえんです。

まず、楽観をすすめるコトワザですが、背後には現実の苦しさがあります。それを和らげ、希望を持たせるために、「苦あれば楽あり」「嵐の後には凪がくる」と教えるのです。逆境にあるものには、「夜明け前がいつも一番暗い」といって慰め、「逆境のもたらす利益はすばらしい」といって勇気づけてくれます。

また、苦難の処し方は苦難に出会ってから考えればよいので、「苦労に出会うまで苦労するな」です。取り越し苦労はいけません。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

 教訓58. 不幸の後には幸福が来る。

  教訓59. 最悪のときに希望が兆し始める。

  教訓60. 生きているかぎり希望はある。

  教訓61. 将来について取り越し苦労をするな。


  教訓62. 現在の不幸は将来の幸福をもたらす。

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