16.部分より全体が重要であると教える

【このカテゴリーの説明】

逆に、一部を見ただけでは全体が判らないという、全体重視のコトワザもあります。「井の中の蛙大海を知らず」のたとえは、自分の身辺だけを見たのでは、全体像を把握することはできないという教えです。

視野の狭い人のことを
「彼は鼻より先が見えない」とか「彼は森の中で迷っている」とかいいますが、これなどもその背後には、早く森から抜け出して広く全体を見ろ、という勧めがあります。

また、個々のものの意味は全体の状況や目的によって規定されたり、左右されたりするというコトワザがあります。
「全体の状況が個々の立場を変える」とか「目的の達成は手段を正当化する」というのです。詐欺師のつく嘘は許されませんが、医者が末期患者を勇気づける嘘は許されるということでしょう。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓42. 全体が部分に優先する。

  教訓43. 全体を見なければものはわからない。

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