9.外見と中身の不一致について教える

【このカテゴリーの説明】

今度は、美を含めて外見一般について考えてみましょう。今日でも、表面は一分の隙もない紳士が希代の詐欺師であったという事件が、よくマスコミで報じられます。騙した奴も悪いが、騙されたものも油断があったとして、用心を呼びかけるのが報道の常套手段ですが、ことほどさように、外見と中身は食い違うものです。

「光るもの必ずしも金ならず」で、泣かされる場合が多いのですが、ときには「犬の吠える相手が泥棒とはかぎらない」こともあって、外見は悪いが中味のよい場合もあります。

いずれにしても、「見かけは当てにならない」から、「本の中身を装丁で判断するな」というコトワザの教えを守りたいものです。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓21. 外見と中身は必ずしも一致しない。

  教訓22. 見えない中身には用心せよ。

  教訓23. 外見がよくても中身は悪い。

  教訓24. 外見が悪くても中身は立派。

  教訓25. 外見で判断するな。

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