5.遠くにあるもののデメリットについて教える

【このカテゴリーの説明】

しかしその反面、遠くにあるものが必ずしも好ましく思われるとはかぎりません。去った恋人への思慕もいつまでも続くわけでなく、「去る者は日々に疎し」で、たいていは、やがて忘れるものです。

別居結婚から離婚へと発展するケースもまれではありません。また、会社の上役などもその場にいないと、部下に陰口をいわれるのが落ちです。「不在のものはいつも悪者にされる」のです。

同じように、時間的に遠い先のこともやはり不利を免れません。2、3日ならまだしも、何日も、いや何ヶ月も先のことになると、「必ず生じるのは予想外のこと」であり、予定は狂うものです。とくに、よいことには「好事魔多し」のたとえで、期待はなかなか実現せず、「待つ身は長い」ものです。

【このカテゴリーに含まれる教訓テーマ】

  教訓14. 遠ざかるものは忘れられる。

  教訓15. 将来の期待はなかなか実現しない。

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