安藤先生
 
 読書会ではいつもお世話になりありがとうございます。

 自分史「続々・いたどり記」をいただき、ありがとうございました。

 まず、章ごとの見出しの付け方が抜群に上手で、読みたいという気にさせます。内容も期待通りで、幅広く、先生の考えや思いがよくわかりました。

 奥様、お子さんやお孫さんへの相互の深い愛情など、さりげなく示されていてとても幸せですね。

 「妻のささやかな幸せ」は、ほのぼのと愉しく、奥様の声が聞こえてくるような気がして読みました。これからもこの幸せが続きますように願っています。

 和佐田さんを語る文章は格調高く、在りし日の氏を思い出しました。溢れる教養、古武士のような凛とした姿勢。短い間ですが、ご一緒できて良かったとしみじみ思います。

 Yさんのことも書かれていました。級友の多くが仕事や、親の介護、孫の世話などで忙しい時期で、なかなか同窓会まで手が回らないのに、彼女は一生懸命でした。わたしが障がい児通園の園長をしていた時、日曜日に保育参観があるので参加できないと断ると、怒って電話を切ってしまい、ぎくしゃくしたことがありますが、先生にこんなに感謝されて、今頃、天国で「嬉しい」と喜んでいる気がします。 「さん、良かったね」と言いたいです。

 転向問題では、高校時代、図書館で「思想の科学」を借りて真剣に読んだことを思い出しました。赤軍派は誤っている人たちです。こういう人を生み出し、利用した人たちも弾劾されるべきです。

 以前、 6 0年安保闘争時に「全学連」委員長をしていた唐牛健太郎がTBSラジオ「汚れた青春」で、右翼の田中清玄から闘争資金を受けていたことを明らかにしたことがありますが、もの事が発展する時に、こういう役割をする人が必ず出てきます。唐牛こそ「転向」です。わたしは微力でも社会変革をめざしたいと思います。

 次作も期待していますので、ぜひ書き続けていただきたいです。

 9月の読書会、 「沈黙」での報告を大変楽しみにしています。

 暑い折、お体たいせつにお過ごしくださいませ。奥様によろしくお伝えくださいませ。 

                                           かしこ   

   2017年7月24日                          元担任生徒 E.S.

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