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成等山 心證寺は、愛知県一宮市にある日蓮宗のお寺です。

TEL. 0586-72-6257

〒491-0044 愛知県一宮市大宮3-4-7

ご供養についてKUYOU/KIGAN

ご供養・ご祈願について


この地方には、戦後、日本各地から出てこられて、日本の復興と発展に尽くされた方がたくさん住んでいらっしゃいます。 地元を離れ、50年〜60年経ち、お寺とのお付き合いのない方も多いのではないでしょうか。
この国に生まれ育ち、仏さまとご縁を結ばないでこの世を去っていくのは、寂しいことです。
どうか、遠慮なくご相談ください。宗派は問いません。
お布施やお供え物の事なども、遠慮なくご相談ください。

なぜ供養するの

 私たちは、亡くなった方に「ありがとう」「わすれないよ」「元気でいるよ」「ごめんね」「見守ってください」「安らかに眠ってください」など、いろいろな伝えたい気持ちがわいてきます。
 亡くなった方も、私たちに「元気でいるか」「ありがとう」「世話になった」「しっかりやれよ」など、いろいろな思いを持っています。
 その気持を伝えたり、受け取ったりする一つの方法が供養です。供養をすることで、私たちも亡くなった方も心が穏やかになり、亡くなった方は私たちを見守ってくださるようになります。

供養の方法

 お釈迦様がご生涯の最後にお説きになった法華経には、お釈迦様が本当の仏様であり、ずっと私たちを見守ってくださること、人はだれでも仏様のもとに行くことができることが説かれています。
 その法華経をお読みすることが一番の供養です。
 灯明を灯し、香を焚き、花を飾り、亡くなった方が喜ぶものを供えましょう。

供養の種類(代表的な供養を記しました)

毎日の供養
お仏壇に水とお仏飯を供え、手を合わせましょう。
ろうそく、線香を上げ、お経を読みましょう。花、果物、旅行の土産などを供えましょう。
月命日
つきめいにち
毎月の命日にお経を上げ供養いたします。
  
祥月命日
しょうつきめいにち
年に一度、お亡くなりになった月の命日に経を上げ供養いたします。
少し日を早めて供養することもあります。遅れるのは、よくありません。
年忌法要
ねんきほうよう
一周忌・三回忌・七回忌などの数年ごとの節目の供養です。法事ともいいます。以降、13回忌,17回忌のように3と7のつく年に供養いたします。
できれば50回忌まで供養しましょう。兄弟、子ども、孫などが集まって亡くなった方に感謝の気持を表しましょう。
施餓鬼供養
せがきくよう
当山では春彼岸とお盆に施餓鬼法要を営んでいます。
卒塔婆を立て、大勢の僧侶の読経、所作により丁寧に供養いたします。  
永代供養
えいたいくよう
お寺でお位牌をお預かりし、毎月命日に戒名を読み上げ供養いたします。永代供養料をお預かりします。
年に一度(五月三日)、多くの僧侶を招いて施餓鬼供養を行う法要を営んでいます。

ご葬儀について


 日頃、お寺さんとのお付き合いがないからといって、ご供養をせず、そのまま荼毘に付す方もあると聞いています。
寂しいことだと思います。 ぜひ、生前にご相談ください。
葬儀の規模、その後のご供養の仕方など、お話を聞かせていただいて、相談しながら、
「お経を読んでもらって本当によかった」
と思っていただけるよう、まごころを込めてご供養いたします。
これを機に、仏さまとのご縁を結んでいただけるようになれば、自分の生き方を見つめ直す一歩になると思います。

ご祈願について

身体健全・家内安全・病気平癒・学業成就・心願成就など法華経の守護神鬼子母神さまはじめ諸天善神のご加護があるようお祈りいたします。

当山の年中行事

みなさまおそろいでお参り下さい
尊神祭祈祷会
 1月3日
鬼子母神さまに新しい年の無事、所願成就を祈願します。
修法師による祈祷を受け、新しいお札をお受けください。
春季彼岸会
 春分の日
施餓鬼法要を行い、塔婆を立てご先祖を供養します。
日蓮宗布教師によるお説教(法話)があります。
永代経
 5月3日
当山でお位牌を預かり、永代供養を承った各家のご先祖を供養します。
塔婆を立て施餓鬼法要を営みます。
盂蘭盆会
 8月第一日曜
お盆にあたり、施餓鬼法要を営み、法界の萬霊に供養し、併せて各家ご先祖を塔婆を立て供養します。
秋季彼岸会
 秋分の日
お経練習と法話で自分自身の修養に励みます。
宗祖会式法要
 11月3日
日蓮大聖人のご命日にあたり、ご報恩に感謝する法要です。
お経練習と法話で自分自身の修養に励みます。

施餓鬼供養について

 日蓮宗では、先祖供養の時、塔婆を立てて供養します。法華経の如来神力品には、
  「どんなところであっても、そこに塔を立てて供養しなさい。そうすれば、そこは仏さまが悟りを開かれ、教えを説かれた所と同じ神聖な場所になります。」  とあります。
 また、施餓鬼とは、自分の先祖に限らず、餓鬼道に落ちて苦しんでいる霊魂に、飲物、食物を施し、供養することです。
 心證寺では、春の彼岸、五月の永代経、夏のお盆の年三回施餓鬼供養を行っています。ご先祖の各霊位の塔婆を立てて供養しましょう。

永代供養について

 本堂内に位牌堂を設け、お位牌をお預かりしています。(お骨を預かることはできません。)
 毎朝の朝勤の際に、月命日にあたる霊位の戒名を読み上げ、回向いたします。
 お位牌をお預かりする際には、永代供養料を納めていただいています。住職にご相談ください。

 永代供養料は、本堂や境内の整備、維持管理に充てるために積み立てています。


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