解説=日本の名酒事典より参照

 

《栃木》

 

<<四季桜(しきさくら)>>宇都宮酒造
〒321-0902
栃木県宇都宮市柳田町248

 明治4年創業、初めは「四季の友」という名前だったが2代目が詠んだ”月雪の友は他になし四季桜”から「四季桜」と改められた。 ”日本一の酒を醸し出そう”をモットーに生産量は増やさずひたすら高品質の酒造りを求めてきたという、その品質の良さが認められ入手困難な酒の1つとなっている。原料米は自家栽培の美山錦、日本晴を使い仕込み水は井戸水。普通酒は糖類を加えず、まろやかなうまみと芳醇な味わいを追求した酒。「はつはな」本醸造は淡麗な酒質で口に含んだときにふわっと広がる味わいは格別である、冷やかぬる燗がいい。このほか純米、吟醸酒も造っているが大変な人気で地元でも入手困難とのこと。酒の味を決めるのは醸す人たちの酒に対する愛情であるとの信念からいずれの酒も真心を込めて醸し出されている。
「やっと手に入れて飲んでみました、これが有名な‘四季桜‘かぁぁぁぁぁぁーーーー!!」

 

《栃木》

<<東力士(あずまりきし)>>  (株)島崎酒造
〒321-0621
栃木県那須郡烏山町中央1-11-18

 嘉永2年に山1つ越した茂木町で創業したが明治3年2代目のときに烏山町の現在地に移る、この2代目が無類の相撲好きであったことから「東力士」の酒名が付けられた。 モットーは”地元の人に愛される酒”、そして地域文化の一端を担いたいという。那須岳を源とする清流 那珂川の水を仕込み水に使用、酒は甘・酸・辛・苦・渋の五味が程よく調和したこくのある味、普通酒は甘口好みのマイルドな風味、本醸造はすっきりとしていてどちらかというと辛口好みの味吟醸酒の「薫」は淡麗、純米吟醸の「粋」はふくらみのある豊かな味わいで共に香りが良い、他に吟醸古酒もある。

「相撲が好きで酒名まで変えてしまう蔵元さんが面白い、吟醸は香バァーーーン!!」

 

《栃木》

<<大英雄(だいえいゆう)>>(株)小林杢三郎商店
〒320-00432
栃木県宇都宮市桜2―1−25

 宇都宮市のほぼ中央、二荒山(ふたらさん)神に祀られている豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)は毛野(けの)国(現在の栃木・群馬県)一帯を統治したと『日本書紀』に記されている、この武勇伝にちなんで「大英雄」と命名、創業は明治18年。 吟醸造りに力を入れており全般に原料米の精米度が高くレギュラー品の普通酒、本醸造は共にすっきりした味、純米酒は適度な酸味があり切れのよい酒。「古吟醸」は山田錦が原料10年以上貯蔵熟成させ独特のまろやかさがある。「新酒」は純米造りの生酒で爽やか「七井」はコルク栓をし酒の呼吸を止めずに大谷の地下洞窟で熟成、淡麗な酒質に仕上げており冷やで飲んでほしいという。

「今でも時々購入していますが一升瓶なので4合箱の画像データが有りません、すっきりした吟醸です。」