チェルノブイリの子供たちの『ピンク色の雲』への感想文
オクサーナ ザヴァレィ 16歳 ゴメリ市 モズィリ町
「『ピンク色の雲』を作られたスタッフの皆さんありがとうございました。ヒロシマとナガサキの恐ろしい悲劇については、多分、全世界の人が知っているでしょう…でもあの戦争の時、そして原爆が爆発したとき人々が経験したことを知っている人は少ないでしょう。そしてそれは残念なことです…
人々は、何があったか、またどこかでいまだに戦争が行なわれていることを知るべきです。戦争の悲惨さを忘れてはなりません。いまだに人々が抱えている記憶、その記憶がもたらす恐怖は生きているということを。重ねてありがとうございました。」
ジェーニャ アンドレィチュク 14歳
「以前から一度ならず、原爆のこと、それらの爆弾が1945年の8月に日本の2つの都市に落とされたことを聞いたことがありました。しかし『ピンク色の雲』のおばあちゃんのお話は衝撃でした。はじめは私の祖母が自分の話を語ってくれているかのようでした。原爆雲がむくむくと大きくなっていく時、遠くの恐ろしい死が目に浮かぶようです。戦争においても同じです。(戦争の場面も目に浮かぶようだ、と言いたいのだと思います。)戦争で勝利することが重要だと思われているけど、戦争はとかく死を伴うものです。このおばあさんは、この恐ろしい爆弾を発明し、それを平和な町に落とし、何十万という人々を殺したアメリカ人とその兵士たちを責めてはいません。恐ろしいのは原爆そのものです。そして人間が利口になればなるほど彼らが発明する兵器は、より恐ろしいものになるのです。」
アンナ ツィブーリスカヤ 14歳
「この本を読んで、戦争時、特に原爆爆発後に人々がどんな体験をしたかを知り、感じることができました。むごいです!人々はこのことを知り、覚えておかなくてはなりません。再びこの爆弾が、誰かに使われたりしないように。」
サーシャ マケエンコ 14歳
「『ピンク色の雲』を読むと、遠くにいてもこの悲劇を感じ、手に取るように理解することができます。」
アリョーナ シャラボダ 15歳
「この本を読むと恐怖、ときとして怒りそして悲惨さを感じます。けれど人々はこのことを知らなければなりません。平和を尊重するために。」
ビタリナ ジョルヂ 17歳 モズィリ町(?) ゴメリ市
「いかなる戦争も、いつの時代でも、戦争は常に戦争にすぎない。戦争は計り知れない悲しみをもたらし、多くの悲惨な様相を呈してきた。古代から、戦争は残虐で多くの命を奪ってきた。しかし昔の戦争犠牲者の数は現代の戦争とは比べ物にならない。現代の発明の大部分は破壊と命の絶滅に向けられている。第二次世界大戦もその一つだ。あの時世界はふたつの敵対する陣営に分かれてしまった。この戦争の恐ろしい出来事の一つが、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下だ。たった一つの爆弾で何千、何十万の命を奪ってしまった。即死した人、あるいは生き延びたが、原爆症で自分自身が苦しむか肉親や身近な人が苦しみながら何年も後に死んでいった人の数は計り知れない…
平和な時代でさえこの悲劇と核エネルギーの発明は繰り返され、新たな不幸をもたらし、また悲しく悲惨な歴史を生み出している。
人間は自らの行動と、自らの発明に責任を持つべきで、さらにもっと大切なのはこのような兵器を創り出さないこと、悪を行なわないことだ。平和そのものを尊重し、平和を維持すべきだ。もうこれ以上悪を創り出さないで。世界中の命は美しく何にも代えがたい貴重なものなのだから。」・